こんにちは。
「読書感想文」と聞くと、小学校や中学校で苦労したあの嫌~な夏休みの宿題が思い出されます。
最後に書いてからもう優に10年以上超えてしまいましたが、今でもぬぐいきれないあの記憶。
実は読書感想文は毎年夏休みの宿題で出ていたのですが、学校内で選んでもらったり、賞をいただいたりしたことが何度かあります。
数少ない私の得意なことといってもいいようなスキルだったと思います。
でもはっきり言って、この宿題は少しも好きではなかったし、苦手意識は最後まで抜けませんでした。
今日はそんな私の読書感想文攻略法を少し思い出したので書いてみます。
得意だったことと苦手だったこと
それでも評価してもらえていたのは、わかりやすく組み立てて述べることに関しては得意だったから、だと思います。
文章を書くこと自体は好きで、当時の平均的な小中学生よりは良かったというだけのことです。今はただの一般レベルかそれ以下ですよ。
それで何が苦手だったかというと、感想や自分の意見を述べることでした。
本を読んでもあまり感想が浮かばない子供で、自分の意見や考えを言葉にすることも苦手だったので、感想文なんて苦行中の苦行でした。
たぶん、いろんな意見がどんどん出てくるのであれば、それを順序立てて書いていくことはできたんです。
だから本を読んで、まず感想を言葉にしていく作業にかなりの時間がかかっていました。全然出てこなくて母親に泣きつくこともしばしば。
自分の言葉で感想を述べるって簡単なようでいて、私にはすごく難しかったんです。
感想に間違いなんてないのに、正解の感想を探していたような気もします。
特に小学生の頃なんていい子を演じているような児童だったので、変なところで先生や親に評価してもらえるような言葉を選んでいたのかもしれません。
生きづらかったなあ…
感想文攻略のためにしたこと
話は戻して、そんな私が読書感想文を攻略するためにしていたこと。
それは読む本を、物語ではなく科学系・理系のものにするです。
私は毎年出される課題図書の中から1冊選んで読み、感想文を書いていました。
物語の本がほとんどですが、その中で1冊くらいは科学や理系分野の本がありました。
ある植物の生態について書かれている本や、動物の行動などがストーリーになっている、人が考えた物語ではない本です。
語彙力なくて伝わりづらかったらすみません。
そういった本は、登場人物の心情を考えたり、どうしてそんな行動をしたのか?なんて時には本人しかわかりえないようなことを考えずにすみます。
だって、科学系の本には事実しか書かれていないですからね。
感想もとてもシンプルに生み出すことができます。
そして私が書いていた感想はこんな感じ。
- 私は○○が○○なんてことを初めて知りました。
- ○○は○○するんだそうです。
- ○○だなんて想像もしていなくて驚きました。
- 私が1番勉強になったのは○○ということです。
- 普段何気なく見ていた○○は○○なんだと気付きました。
- ○○についてよく知らなかったけど、新しい発見のきっかけになりました。
正直に言ってしまえば、私は当時から紛れもなく文系で、理系の本に興味はほとんどありませんでした。虫系も苦手でしたし。
でも読書感想文を仕上げるための本としてだけ、自分で選んでいました。
それは上記のように、私にとってとても感想を述べやすい題材だったからです。
あとはあとがきなど本文以外からの文を少し変えてみたりして付け加えれば、物語を読むよりもスムーズに感想文を書きあげることができました。
それが校内で選ばれたりしていたんです。
読書感想文という宿題
それでもかなりの時間をかけて何度も挫折しながら、やっとの思いで終わらせていましたよ…。
そもそも、本を選んで読んで、感想を考えて、書いて完成させるっていうプロセスが長すぎて、継続が苦手な私には向いていなかったとも思います(笑)
1時間とか1日で終わる課題がたくさん出されていたら、ぽんぽん終わらせられそうなのに。なんてね。
嘘です、すべての宿題を後回しにしていました。結局全部苦手(笑)
もちろん物語を読んで素晴らしい感想文を書ける人もいますよね。本当に尊敬します。
読書感想文の宿題についてもたくさん文句を言ってしまいましたが、本を読んだり文を書くことも立派な学習プロセスなんだと今は思えます。
おわりに
こんな私の宿題の世話をしていた母親にとっても大仕事だったに違いありません。
世の親御さん方、参考にはならないと思いますが、こんなやり方でなんとかこなしていたやつがいるんだな、とでも思ってくだされば嬉しいです。
なんだか話が散らかってしまった気もしますが、私なりの読書感想文攻略法を思い出してみた話でした。
最後まで見てくださってありがとうございました。
それでは。
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