こんにちは。
上手な文章を書くって難しいですね。
ブログを書くようになって、頭の中の考えを文章にする難しさを改めて感じています。
いろいろと考えていることはあれど、人に伝わるように形にするには脈略を考えたり適切な言葉選びが必要だったり。
書きかけの短い文章ばかりたまっているところです。
こうやって文章にするのは時間のかかる作業ですが、時間をかけて形にしていくことで考えが整理されてすっきりもしますね。
頭の中から取り出すことで、煩わしいことや余計な考えをぬぐったあとのような感覚が楽しくもあります。
いろんな方のブログを読んで、ネタ作りや文章などを勉強させてもらっています。
ブログを読ませていただくのも楽しみのひとつです。
以前の記事に少しだけ書いたのですが、私は今日本語教師になるための資格勉強をしています。
勉強するほどに日本語は複雑で、いったいどうしてこれを教えられるのかと不安にもなっています。勉強しているといってもまだまだ知らないことばかりです。
でも今までよりも少しだけ、自分の言葉に意識が向くようになりました。
話は逸れるのですが、私は語学の勉強が好きで、英語や中国語などの学習経験があります。
昔、何かの語学の授業を受けているときに、先生が言っていたことをふと思い出しました。
「語学力をあげたいなら、まず自分の日本語を磨きなさい」
「別の言語で話す時、自分が日本語で知らない言葉は絶対に使えないから」
なんとなく意味がわかりますか?
例えば、リンゴの特徴を述べるとして、「赤くて丸い」「甘くておいしい」「木になるフルーツ」などといった言葉を知らないとすれば、表現することはできません。
同じように「この本が面白かった」ということを表現したい時。
読んだ本の面白かった内容を伝えるために、どんな言葉を使って表現するでしょうか。
「興味関心を刺激される内容に一晩で読み切ってしまった」
「主人公の考えが突拍子もないしギャグセンスにあふれていた」
「作者の口調が独特で、読めば読むほど引き込まれてしまう」
私の文章力は稚拙で申し訳ないのですが、こんな風に伝えられる語彙を持っていなければ、別の言語で話そうとしてもできません。
当たり前のことですが、自分の知らない言葉や実力以上の言葉で表現することはまずできませんよね。それが外国語となればさらに使える言葉の範囲は狭くなります。
頭の中で翻訳してから口に出すのではなく、外国語で考え外国語で話すんだ、とも言いますが、からくりは同じだと思います。
概念として自分の中に存在していないものは、どの言語でもアウトプットすることはできません。
それを聞いて確かになるほどと思った私。
会話に限らず発せられる自分の言葉は、すべて自分の中に存在する言葉です。
自分の中になにかもやもやとした気持ちがたまっているとき、それはもしかしたら表現できる言葉をまだ知らないのかもしれません。
それを表現したくて私は長い時間をかけてこんな風に文字に向かっているのかもしれないな、なんて。
だから日本語を学び教えていく者の1人として、文章を書いていく者の1人として、また外国語を勉強する身としても、自分が使える表現の幅を広げていくべきだと思いました。
自らの言語を大事にするとともに、磨き続ける必要があると感じます。
そんな風に思ってみても、実践はなかなかスムーズにはいかない。
言葉にして人に伝えるって本当はすごく難しいことなのかもしれません。
今日はつらつらと思い出したことを書いてみましたが、すごくとりとめのない話になってしまいました。
精進します。
それでは。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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