台南名物の牛肉湯と、安平豆花を食べて安平観光をする、台南旅3日目後半です。
前回はこちら。
*****
安平は、オランダ統治時代に貿易の中心として栄えていた港町です。
赤レンガでできた特徴的な建物が並びます。
その歴史は300年と長く、ノスタルジックな雰囲気を感じられる安平には、たくさんの観光客が訪れていました。
安平古堡
オランダ統治時代に建設された、「安平古堡」という台湾で最も古い要塞があります。
鄭成功がオランダから台湾を奪還したあとは「安平城」と改名され、これがのちに「安平古堡」と呼ばれるようになりました。
オランダ語名では「ゼーランディア城」と呼ばれました。「ゼーランディア城」という名前で知っている方もいるかもしれません。
敷地内には博物館もあるので、詳しい歴史を知ることができますよ。
赤レンガが激動の歴史の流れを物語っています。
鄭成功さんの像もありました。
売店もあり、お土産を買うこともできます。
成功啤酒(成功ビール)が売っていましたよ^^
こちらは台南でしか手に入らないものなので、お土産にも良さそうですね!
入場は1人50元でした。
安平古堡をあとにして歩いていると、日本語の看板を発見。
実際はこの看板のお店ではなく、ギフトショップとなっているようです。
写真を撮っている人もいて、フォトスポットでもあるみたいですね♪
安平樹屋
もうひとつの観光スポット「安平樹屋」に来ました。
「安平樹屋」はイギリスの貿易会社、德記洋行の倉庫だったところです。
德記洋行は、砂糖やアヘンなどを取引する商社で、安平開港後の重要な拠点となっていました。
倉庫として使われていた建物が、長い年月の間にガジュマルが絡みついて浸食された姿に変わってしまったんですね。
実際に入ってみると、ジブリに出てくるあの世界観や、カンボジアのタ・プロームを思い出させるような神秘的な雰囲気。
建物を覆い尽くしていくガジュマルの生命力に圧倒されてしまいます。
中には階段や歩道が整備されていて、建物内を上からも散策できます。
入場料は1人50元でした。
安平は見どころがたくさんありますが、1日でも観光できるので、台南に来た際は訪れてみるのがおすすめです。
ノスタルジックな雰囲気を味わうだけでなく、思わず写真を撮りたくなってしまうようなスポットもたくさんありますよ!
博物館の資料などで、新しく学べたこともたくさんありました。
歴史を知って改めて建造物に目を向けると、さらに深みが感じられますね。
*****
この日は朝から曇り空で、ついに小雨が降り出してきてしまったので、この辺で安平観光を切りあげて台南中心地へ戻りましょう。
なんだか肌寒い1日でした。
【度小月担仔麺(原始店本舗)】
さて、小腹がすいたので担子麺(タンツーメン)を食べることにしました!
担仔麺はエビの出汁がきいたスープが特徴の麺料理で、肉そぼろやパクチー、エビなどがトッピングされています。
台南が本場と言われていて、なかでもこちらの「度小月」は担仔麺の超有名店です。
有名店らしく、ここ以外にも店舗がいくつかあります。
担仔麺と牡蠣の唐揚げを頼んでみました!
口コミなどでも載っていますが、担仔麺は1杯が小さいので小腹を満たすくらいの量です。
エビの出汁が旨みとしてしっかり感じられました。
でも期待が大きすぎたのか、個人的にはスペシャルにおいしい!というわけでもなかったような。(個人的な感想です)
想像していた味で、おいしく食べられました。
牡蠣の唐揚げはサクサクでおいしかったです。
小ぶりですが、量が多くて満足でした。
・担仔麺(2人分) 100元
・牡蠣の唐揚げ 180元
ただタイミングが悪かったのか、相性が悪かっただけか、店員さんの対応で気分が悪くなったので、私はここはもう行かないと思います。
他の店舗はわからないですが、そこまでして食べたいほど激うまでもなかったので別にいいや。
ひとりごとでした。
なんとなく食べ足りないので、夕食をはしごします!(笑)
【大仙熱炒碳烤】
熱炒とは台湾式居酒屋です。
近くの熱炒で検索して、口コミが良かったので来てみました。
1階はテーブルが埋まっていたのですが、2階もあるようでそちらに通してくれました。
スタッフが少ないのか、追加注文はなしで、1回だけでお願いしますとのこと。
提供が遅れることがありますので、待てない方にはおすすめできませんと書かれていたりしましたよ。
でもスタッフの方はすごく親切で気を配ってくれたり、忙しそうにテキパキと働かれていて好印象でした。
注文したのはチャーハンと、水蓮、たけのこサラダ、サバの塩焼き。
思ったより大盛で驚きましたが、どれもおいしかったです。
たけのこサラダは、一口サイズの茹でたたけのこに甘いマヨネーズがかかっていました。
日本の味のマヨネーズではないので、少し戸惑うかもしれません。
お魚が食べたかったのでサバの塩焼きも頼みましたが、これもおいしかったです。
お酒やジュースは、店舗内の冷蔵庫から自分で取ってきます。
あとでスタッフの人がまとめて計算してくれます。
私はアルコールを飲まないのですが、彼は「Only 18 Days Taiwan Beer」を飲んでいました。
加熱処理をしていない生ビールで、賞味期限が18日しかないんだとか。
「Only 18 Days Taiwan Beer」はとっても新鮮なまま、味わうことができるんですね!
でも管理に手間がかかるので、置いてあるお店が少ないんです。
今回の旅でも飲みたくて探していたところ、やっと飲むタイミングに出会えました!
色は薄めですが、味は薄いわけではなく、フレッシュでおいしい!!とのこと😊
評判通りのおいしさだったようです!
缶ビールでも売っているので、台湾旅行に来た際にはぜひ飲んでみてはいかがでしょうか^^
・チャーハン 100元
・水蓮 150元
・たけのこサラダ 180元
・サバの塩焼き 150元
・Only 18 Days Taiwan Beer たぶん100元
*****
ではおなかもいっぱいになったので、ホテルへと帰りましょう~。
今日もたくさん歩き回って観光して、たくさんの名物を食べることができて満足でした!
明日は、台南中心部をのんびり散策したいと思います♪
でもその前に、溜まってきた洗濯物を片付ける予定です。
台湾で初めてコインランドリーを使ってみたので、レポートします~。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
よろしければまた見に来てください^^
ポチッとしていただけると励みになります。