こんにちは!
オーストラリアのメルボルンと言えば世界一住みやすい都市にも選ばれた、シドニーに次ぐ第2の都市です。
私はこの都市に、1年8ヵ月程住んでいました。
今は世界中が混乱していて旅行もままならない状況ですが、落ち着いたらまた旅行や留学に行こうと計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
旅行や留学、ワーキングホリデーで、メルボルンに訪れる計画を立てている人もいるかと思います。
ということで今回は「メルボルンって住みやすい?」をテーマに私の考えを書いてみます。
住みやすいとは聞くけど本当はどうなの?
そもそもどうして住みやすいの?
と疑問に思っている方、良ければ少しお付き合いください。
ワーホリでどの都市に滞在しようか迷っている人にも参考になるかと思います。
それではどうぞ!
メルボルンは本当に住みやすい?
初めに私の感想から述べてしまえば、Yesです。
住みやすいと思います。
メルボルンはオーストラリアの中でも特に様々な国から人が集まってきている都市です。
シティと呼ばれる主要エリアでは歩いているだけで、英語、中国語、韓国語、その他アジアやヨーロッパの言葉が聞こえてきます。
それだけに異国に対して寛容な雰囲気が感じられました。
個人的には、英語があまりうまくなくても変な顔をせずに聞いてくれるというか、慣れているという印象でした。
ではどんなところが住みやすいと言われる所以なのでしょうか?
少し考えてみました。
食文化
先述の通り、出身地が様々な移民が住んでいる街なので、いろいろな国の料理が味わえるレストランがたくさんあります。
中華料理、韓国料理、イタリアン、タイ料理、マレーシア料理、ギリシャ料理などなどジャンルは豊富で数も多いです。もちろん日本料理もあります。
残念ながらメルボルン料理というお店はこれといってないのですが…
多国籍なレストランがあるのが魅力といえます。
旅行で来ても、住んでいても飽きずにいろんなものが食べられますよ。
しかもおいしいです。
本場の人がお店を出しているからなのか、たくさんある中でレベルが上がっていくのかわかりませんが、おいしいレストランが多いです。
日本食も根付いていて、日本食のレストランだってたくさんあります。
メルボルンにはお寿司屋やラーメン屋も多いので、日本の味が恋しくなっても大丈夫です。
これは余談ですが、、
ケアンズに旅行した時にいくつかのレストランで食事をしたのですが、味に関してうーんこんなものか…と思った覚えがあります。
まずくはないのですがおいしさが物足りない感じ。この時に改めて普段食べていたメルボルンの食事はおいしかったんだと再認識しました。
あくまで個人の意見ですが。
交通、移動
メルボルンには電車、バスそしてトラムといった移動手段があり、基本的に不便はありません。
ワーホリなどで住んでいる人たちが多いシティと呼ばれる中心地エリア内では、トラムに無料で乗ることができます。
メルボルンには「Myki」というカードがあり、日本でいうSuicaと同じようにチャージをして電車やバス、トラムに乗ることができます。
また、Uberというアプリを使った配車サービスもあり、こちらも気軽に使える交通手段として利用する人が多いです。
買い物
メルボルンは都会なので、買い物に特に困ったことはありません。
日常的に必要なもので言えば、スーパーやドラッグストア、銀行はたくさんあります。
シティにはダイソー、無印、ユニクロなんかもあって品ぞろえも充実しているので、日本のものがほしくなった時は何度も通っていました。
また、アジア人も多いのでアジアンスーパーが何件もあります。
自炊となるとどうしても日本食が食べたくなるのですが、いろいろなものがアジアンスーパーで手に入るので便利です。
私は納豆やうどんはもちろん、めんつゆやワサビ、マヨネーズといった調味料なんかもよくアジアンスーパーで購入していました。
日本のお菓子も売っています。
イベントたくさん
旅行で訪れるのとは違って住むとなると、観光とは違った日々の楽しみがほしいですよね。
イベント大好きメルボルンでは週末、毎週のように様々なイベントが開かれます。
移民の国らしく様々な国のお祭りが開かれ、料理が食べられたりパフォーマンスを見ることができたり。
Japanese Festivalには、くまモンが登場したことがあります!
みんなで盆踊りをしている様子。
こちらはオーストラリア最古のお祭りといわれるMoomba Festival
他にも野外広場で映画が見られるMoonlight Cinemaなど様々なジャンルのイベントが1年を通して行われています。
有料のものもありますが、無料で参加できるものも大小多くあります。
↑に載せた写真は全部無料で見られるものでした!
私はちょっとしたイベントなんかが大好きなので、週末に無料で参加できるイベントはないか探してよく遊びに行っていました。
余暇を過ごす
その他にいいなと思った点は、緑が多くのんびりできる公園がたくさんあることです!
メルボルンは都会だと聞くと、ビルが立ち並ぶ光景を思い浮かべるかもしれません。
間違ってはいないのですが、そんな街中でも緑豊かな公園がたくさんあります。
こういった公園がメルボルンはたくさんあって、休日だけでなく、昼間はたくさんの人が寝転んだり、運動したり、犬の散歩をしたりして思い思いに過ごしていました。
私はそれをベンチに座って、ぼーっと眺めていました(笑)
それから忘れてはいけないのが、お洒落なカフェだらけだということ!
メルボルンと言えばカフェ文化が根付いた街。
カフェがいたるところにあって、カフェの隣にカフェがあるなんてことも。
お洒落なカフェばかりなのでコーヒー好きやカフェめぐりが好きな人は、それだけでもメルボルンを楽しめるんじゃないかと思います。
かわいくてお洒落なカフェにいると気分も上がりますよね。
逆に住みにくいところは?
メルボルンの住みやすいと思ったところをざっとあげるとこんな感じでしょうか。
住むための環境はけっこう充実しているんじゃないかと思います。
しかしお伝えしたいことがもうひとつ。
私が住みにくいと思った点です。
それはずばり物価。
ここまで全くお金の話は出してこなかったのですが、それは私が生活しづらいと思った大きな理由だからです。
オーストラリアの物価は高いです。しかも年々上がり続けています。
「あれ、このメニューこの前まで12ドルだったのに、13ドルになったの?」
みたいなことは滞在期間中に何度も経験しました。
個人的にはレストランで外食すると、だいたい安くても1食で1000円くらいは使う感覚でした。
日本式のラーメン屋では、ラーメン1杯1000円はします。
積み重なると結構大きなお金になるんですよね…。
こちらはあるカフェで売られているカヌレという小さなお菓子ですが、$5.5(約420円)だそうです。
ちなみにコーヒーは1杯$4~$5(約305円~380円)が相場です。
ミルクを変えたりカスタマイズするのがオージー流ですが、そうするともう少し予算が必要です。
上記でレストランがたくさんあると書きましたが、実際は毎日食事をしていると破産します(笑)
だから私のようにワーホリで来る人たちはみんな、基本自炊でした。
カフェでお茶するにも結構お金がかかってしまうので、頻繁には行けません。
私は洋服や食品はセールになっているものを探して買うのが基本でした。
でも物価が高いということは生活費を支えるお給料も高いということ。
きっと現地のちゃんとした仕事についている人はそれなりの収入があって、それほどの物価でも特に困らないのだと思います。
私の通った語学学校の先生も、物価の上昇につれてお給料も少しずつ上がってる、とこっそり教えてくれました。うらやましすぎます。
ちゃんとした仕事って微妙な表現なんですが、給料支払いがしっかりしているところです。
これに関してはご存知の方も多いと思いますが、私もいつか記事にできればいいと思います。
だから、私が言えるデメリットは収入に見合った生活水準を強いられる、ということです。
もちろん、みんながみんな苦しい生活をするって言いたいわけではなくて、毎日外食するだけの収入だって、頑張り次第では得られます。
まとめ
メルボルンの生活に関して、少しでもイメージが伝わったでしょうか。
最後に物価のことを書きましたが、それを差し引いても、私はやはりメルボルンは住みやすい都市だと思います。
通常1年のワーホリ期間を終えて、1年8ヵ月もメルボルンにだけ、いた私が断言します。
確かに物価が高いことには苦労しましたが、工夫してお金を節約しながら過ごすのも慣れてくると楽しいものでした。
日本人ワーホリ勢もたくさんいるので、上手にコミュニティを使って情報交換すれば、より楽しめると思います!
どうやってお金を節約したの?コミュニティを見つける方法は?
などについては、また記事にしていきますね!
これからも私の経験をもとにメルボルン生活の情報を書いて行くつもりなので、もしよろしければ応援お願いします。
ワーホリなどでメルボルン滞在をしている方、予定している方のお役に立てればいいなと思います。
それでは今回はここまで。
ありがとうございました!